1.雪道運転の不安が“現実のリスク”になる理由

来週、降雪地域へ出張する社員が「雪道で滑って事故を起こす夢」を見た―。

慣れない雪道運転への不安を抱く社員は実際に少なくありません。

2025年9月のコラムでは、冬に備える体験学習としてスキッドカー講習を紹介しましたが、12月に入り、実際に積雪に見舞われている地域が増えています。

“わだち”や路面の凍結は経験を問わずヒヤリハットを招き、企業として雪道対策の強化は待ったなしです。

2.「知っているつもり」が雪道では通用しない

雪道運転は、普段雪のない地域の社員にとっては難易度が高く、出張先で突然の降雪に遭うケースもあります。

「どう走ればいいのか分からない」という不安は当然です。

さらに朝の車には雪が積もり、スノーブラシや手袋がなければ雪下ろしに時間がかかり、体が冷えて操作ミスを誘発することもあります。

靴裏の雪でペダルが滑り、ヒヤリとする場面も。

雪道は「知っているつもり」が最も危険。“気をつけること”が実に多いのです。

3.推奨 “実践的な冬道トレーニング”

雪道は「わだち・圧雪・凍結」が混在し、経験頼みでは通用しない局面もあります。

雪道を擬似体験するスキッドカー講習に加え、12月以降はより実践的な冬道講習のニーズが高まります。

  • 冬道運転講習 … 積雪路・凍結路で、発進・停止・カーブなどでの「滑らせないコツ」を体得。
  • スタック脱出練習 … タイヤが埋まった状況での安全な脱出方法を習得。
  • 冬のヒヤリハット分析(座学) … 動画や事例から雪道特有の事故傾向を学び、注意点を整理。
  • 冬の装備を活用した事故防止教育 … タイヤチェーン、スノーブラシ、立ち往生対策の備品など、冬ならではの必須装備を確認。

さらに、安全運転評価デバイスを雪道想定設定に変えて運用するなど、非降雪地域の社員でも学べる講習も増えています。

企業としては、降雪地域へ赴く社員に限らず、普段雪と縁のない社員にも「冬のリスクを事前に伝える仕組み」を整えることが重要です。

4.自社独自で“冬の安全教育”を整える

企業ができる雪道対策は、講習会受講だけにとどまりません。

社内で独自に対策を展開することも有効です。

例えば、冬期間の安全運転目標を具体的に設定する、雪道でのヒヤリハット事例を共有する、降雪地域へ出張する社員には「雪道ガイド」を配布する、などの取り組みがあります。

さらに、万が一事故や立ち往生が発生した場合の行動チャートをあわせて提供することで、「もしもの不安」を和らげることができます。

こうした事前準備の積み重ねが、冬期間における社員と企業双方の事故防止につながっていきます。

5.冬道事故を防ぐのは、社員の意識×企業の仕組み

雪道運転は、「初心者の不安」と「経験者の油断」のどちらにも危険が潜みます。

しかし、企業として教育と仕組みを整えれば、冬道事故は確実に減らせます。

出張・転勤・応援勤務など、誰もが「突然雪道を運転する立場」になり得る今、冬道対策の強化は欠かせません。

6.冬の安全教育を強化しよう

雪道運転の事故リスクを減らすには、社内での注意喚起だけでは不十分です。

外部講習を活用して、冬道の危険を体験と理論の両面から学ぶ機会を設けることで、「知っている」から「できている」へと行動が変わります。

この冬こそ、社員を雪道事故から守るために、自社の安全教育を強化していきましょう。

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